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日本海でとれるズワイガニってなぜあんなに料金が高いのですか?
北海道のズワイガニと日本海沖で獲れるズワイガニ、なぜこんなにも値段に違いがあるのでしょうか?やはり味も違うの?
女性 匿名
純国産と外国産の違いです。
北海道で売られているズワイガニはおもにロシアやアラスカ、カナダと言った外国産がほとんどになります。
逆に鳥取や京都、福井、金沢など日本海沖で獲れるカニは純国産のカニ。
同じズワイガニであっても漁場が違えば餌となるプランクトンも違いますし、潮の流れも全く違ってきますよね。
ズワイガニが生育するのに適した環境が日本海沖に多くあるため最高クラスのズワイガニが多く生育すると言われているのです。
特にズワイガニの中でも福井県で水揚げされたものを「越前ガニ」、京都や鳥取などでは「松葉ガニ」、金沢では「加能ガニ」と言い、国産ズワイガニの中でも一級品と言われるトップブランド、特に越前ガニにおいては皇室へも毎年献上されているほどなのですね。
もちろん元をただせば同じズワイガニですから北海道のカニも日本海のカニもどちらも美味しさに変わりはないのですが、日本海のカニは漁場が近いため生きたまま流通するなどやはり貴重価値としては外国産のカニに比べると圧倒的に高くなります。
もちろん値段においても数倍~10倍以上と言うのも当たり前。
また越前ガニなどは他のズワイガニよりもかなり生育が良いので普通サイズであってもかなり大きなサイズになる事が多いのです。
そのうえ国産のカニには自主的にキビシイ漁獲制限を設けるなど徹底した品質管理が行われています。
例えば漁期についてもオスのズワイガニでは11月6日~翌3月20日まで、さらにメスのカニにおいては11月6日~翌1月10日とたったの2か月間しか漁を行わない、また少しでも基準をはずれた大きさのカニについては水揚げしない・・と言うように徹底した品質管理を敷くことで質の悪いカニを市場に出回らなくしているのも国産ガニの特徴ですね。
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